売るべきものは、商品ではなく人
- 2015/2/3
- いーみやげブログ
知的資産とは
知的資産とは、従来のバランスシート上に記載されている資産以外の無形の資産であり、企業等における競争力の源泉である、人材、技術、知的財産(特許・ブランド等)、組織力、経営理念、顧客とのネットワークなど、財務諸表に表れてこない目に見えにくい経営資源の総称です。
企業は、経営者や従業員、アルバイトなど多くの人間で構成されています。それぞれには個性があり、様々な資格や技術を持った方も多いはず。これこそ会社の資産です。ただでさえモノが売れないこの世の中、商品ではなく、従業員をPRしてみませんか?お客様に親近感を持ってもらうことは遅かれ早かれ、間違いなく販売にも結びつきます。
上の動画の事例は、「伝統工芸士」という資格にクローズアップし、なかなか見る機会の少ない工芸品製造の裏側を、イメージビデオ風に撮影しております。特に工芸品の場合、近代化が進むにつれて日用品から大きく乖離し、市場性の無い商品になってしまっています。芸能人を使ったCMであれば、商品をただ撮影しても売れるかもしれません。しかし大手企業とは違い、中小企業には予算がありません。一般の人を主役にしても、ストーリー性さえ持たせることが出来れば、消費者へメッセージを伝えることは十分に出来ると考えます。(この動画は尺も短く、製品の材質をよりリアルに表現するために、業務用ビデオカメラではなく、あえてレンズの交換できる一眼レフカメラで撮影しました。画像のキレを重視しております。また直接Webサイトに動画を埋め込むのではなく、一度YouTubeにアップロードすることにより拡散の可能性を高めました。)
この記事は2012年8月23日に株式会社インフォミディアリのブログに寄稿したものを再編集しています。